海外トラブルと備え

フランスの治安・渡航情報|ビザ・医療事情と緊急連絡先

確認日 2026-10-06(外務省の安全対策基礎データの更新日 2026-05-22)/欧州。 外務省の更新のタイミングは国ごとに異なります。

危険情報

発出なし現在、危険情報は発出されていません

レベルは外務省が発出しているものをそのまま表示しています。最新の状況は外務省 海外安全ホームページで確認してください。

緊急連絡先

番号を押すと発信できます。渡航前に紙にも控えておくと安心です(緊急連絡カードを作る)。 携帯電話からは警察に 112 も使えます。

総領事館・領事事務所(3か所)

番号は外務省 安全対策基礎データの記載と照合しています。ほかの連絡先を含む原文は「もしもの時」タブにあります。

フランスの概要

フランスに住む日本人(2025年10月1日現在)

36,023人

  • 長期滞在者(3か月以上。赴任・留学等) 20,361人(57%)
  • 永住者 15,662人(43%)

フランスに住む日本人は、長期滞在者と永住者がおおむね半々です。

出典:「海外在留邦人数調査統計」令和7年(2025年)10月1日現在(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「海外在留邦人数調査統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

欧州地域で、大使館・総領事館が日本人に対応した件数(2025年)

フランスだけの数字ではありません。外務省は国別の内訳を公表していないため、地域の数字を示しています。

犯罪被害
1,029件
うち窃盗 825件
なくした物
439件
遺失・拾得物
病気・けが
82件
傷病
合計
2,822件
その他の相談等を含む

出典:「2025年 海外邦人援護統計」(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「2025年 海外邦人援護統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

原本の注意書き:本統計は、在外公館等で把握している邦人援護事案のみを集計しており、海外で邦人が関係した全ての事件・事故等を網羅したものではなく、海外で発生した事件・災害等の件数を表すものではありません。

ほかの渡航先と危険情報・緊急連絡先・医療事情を並べて比べるときは、海外渡航リスクチェックが使えます。

防犯対策・滞在時の留意事項・風俗や習慣などの全文は外務省 安全対策基礎データ(フランス)で確認してください。

フランスの主要都市

日本人が多く住む都市と、その都市について外務省が注意を呼びかけている内容です。

  • パリ

    住んでいる日本人10,037人

    海外の都市で22番目に多い(2025年10月1日現在)

    在フランス日本国大使館が2025年に対応した件数:367件管轄地域全体の件数です(パリだけの件数ではありません)

    外務省の安全対策基礎データから

    シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内に向かうタクシー乗車中、渋滞による停車中に窓ガラスを割られ、ハンドバッグやカバンを強奪される事件が引き続き発生しています。

出典:「海外在留邦人数調査統計」令和7年(2025年)10月1日現在(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「海外在留邦人数調査統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

出典:「2025年 海外邦人援護統計」(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「2025年 海外邦人援護統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

引用:外務省 海外安全ホームページ「安全対策基礎データ」(外務省の更新日 2026-05-22)。外務省 海外安全情報オープンデータの提供情報をもとに、都市ごとに抜き出して掲載しています。

大使館・総領事館の対応件数は、発生件数ではありません。本統計は、在外公館等で把握している邦人援護事案のみを集計しており、海外で邦人が関係した全ての事件・事故等を網羅したものではなく、海外で発生した事件・災害等の件数を表すものではありません。

医療事情

医療機関と費用

  • 医療の水準

    医療水準は高く、救急体制も整っている

    外務省の記載
    フランスの医療は高い水準にあり、また緊急医療体制も整備されています。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2026-05-22)から引用
  • 費用

    診察料・入院費は日本よりかなり高額

    外務省の記載
    フランスには公立病院のほかにも多くの私立病院があり、外国人向けの通訳サービスを備えている病院もありますが、いずれも診察料・入院費は日本と比較するとかなり高額です。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2026-05-22)から引用
  • 言葉

    公立は基本フランス語。予約が必要なことが多い

    外務省の記載
    他方、公立病院やクリニックにおいては、基本的にフランス語での対応となり、事前の予約が必要な場合が多いです。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2026-05-22)から引用

海外で受けた治療については、公的医療保険から健康保険の海外療養費が支給される場合があります。日本国内で同じ治療を受けた場合を基準に計算されるため、実際に支払った額とは一致しません。

国内の医療機関や衛生状況の詳しい案内は、外務省「世界の医療事情」で確認できます。予防接種は厚生労働省検疫所 FORTHを参考にしてください。

外務省の原文(医療事情)をすべて読む
6 医療事情
 フランスの医療は高い水準にあり、また緊急医療体制も整備されています。フランスには公立病院のほかにも多くの私立病院があり、外国人向けの通訳サービスを備えている病院もありますが、いずれも診察料・入院費は日本と比較するとかなり高額です。
 他方、公立病院やクリニックにおいては、基本的にフランス語での対応となり、事前の予約が必要な場合が多いです。
なお、フランス海外領土・県では、本土では流行していない感染症が流行している場合もありますので、注意が必要です。
 フランスの衛生・医療事情、医療機関などについては、以下のWEBサイトで情報を入手できますので、渡航前にご覧ください。
◇ 外務省:世界の医療事情
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/france.html
◇ 在フランス日本国大使館:医療情報
 https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/iryo.html
出典:外務省 海外安全情報オープンデータ(安全対策基礎データ)(2026-05-22 更新)(2026-10-06 に利用)同データを加工して作成しています。

査証(ビザ)と出入国

ビザなしで滞在できる期間

90日

シェンゲン領域全体で、180日のうち90日まで

外務省の記載
フランスが加盟しているシェンゲン領域内におけるビザを必要としない短期滞在については、「あらゆる180日の期間内で最大90日間を超えない」範囲でのみ認めると規定されています。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2026-05-22)から引用
  • パスポートの残り期間

    出国予定日から3か月以上、かつ10年以内に発行

    外務省の記載
    なお、短期滞在ビザ免除の対象者であっても、有効期間が出国予定日から3か月以上残っており、かつ10年以内に発行されたパスポートを所持している必要があります。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2026-05-22)から引用
  • 注意

    パスポートは常に持ち歩く

    外務省の記載
    そのため、パスポートは常に携行してください。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2026-05-22)から引用
  • 注意

    日本の「緊急旅券」は有効な渡航文書と認められない

    外務省の記載
    なお、フランスは、日本の緊急旅券を有効な渡航文書として認めていませんので、ご留意ください。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2026-05-22)から引用

ほかの国と比べるときは、ビザなしで滞在できる日数・電子渡航認証・入国カード・パスポートの残存期間の一覧が使えます。 査証の要否と手続きは変わることがあります。渡航前に外務省の最新の情報と、渡航先の在日大使館・総領事館の案内を確認してください。

外務省の原文(査証)をすべて読む
1 査証(ビザ)
(1)短期滞在
 フランスが加盟しているシェンゲン領域内におけるビザを必要としない短期滞在については、「あらゆる180日の期間内で最大90日間を超えない」範囲でのみ認めると規定されています。
 また、フランス政府のウェブサイトには、シェンゲン領域内での滞在とは別に、日仏の2国間取り決めに基づき、シェンゲン領域内での滞在後、最大90日間、ビザなしでフランスに滞在できると案内されています(https://jp.diplomatie.gouv.fr/ja/entree-en-vigueur-progressive-du-systeme-ees)。
 なお、短期滞在ビザ免除の対象者であっても、有効期間が出国予定日から3か月以上残っており、かつ10年以内に発行されたパスポートを所持している必要があります。
○ シェンゲン協定の詳細等については駐日欧州連合代表部(電話:03-5422-6001,URL:http://www.euinjapan.jp/ )、フランスの措置に関する情報は在日フランス大使館にお問い合わせください。
◇ 外務省:欧州諸国を訪問する方へ
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page4_000122.html
(2)シェンゲン領域への入域と内部の移動
 シェンゲン領域外から域内に入る場合、最初に入域する国において入国審査が行われ、その後のシェンゲン領域内の移動においては原則として入国審査が行われませんが、治安上の理由等から、予告なくパスポートの確認や所持品検査が行われることがあります。そのため、パスポートは常に携行してください。
 パスポートを亡失した場合には、国境を越えることなく、滞在地において現地警察に届け出るとともに、最寄りの大使館、総領事館、領事事務所にてパスポートまたは帰国のための渡航書の発給手続きをしてください。
 なお、フランスは、日本の緊急旅券を有効な渡航文書として認めていませんので、ご留意ください。
◇ 外務省・海外安全ホームページ:シェンゲン領域内においてパスポートを紛失した際の手続きについて
 https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_schengen.html
出典:外務省 海外安全情報オープンデータ(安全対策基礎データ)(2026-05-22 更新)(2026-10-06 に利用)同データを加工して作成しています。

事故に遭ったときに必要になる書類

トラブルの種類ごとに、あとで必要になる書類をまとめました。全28点のうち21点は、渡航中にしか手に入りません。帰国してから気づいても間に合わないので、その場で受け取っておく必要があります。

フランスの警察:17

起きたトラブルを開いてください。

病気・ケガで受診した渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 診断書(傷病名・治療内容・日付が分かるもの)

    入手先:受診した医療機関

  • 領収書の原本(明細つき)

    入手先:受診した医療機関

    原本は手元から離れることがあります。渡す前にすべて撮影しておいてください。

  • 様式A(診療内容明細書)・様式B(領収明細書)

    入手先:受診した医療機関

    現地の医師・医療機関の記入と署名が必要です。用紙は渡航前に加入している保険者のサイトから入手して持参すると確実です。

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • パスポート・査証・航空券のコピー

    入手先:手元の書類

    渡航期間が確認できる資料として使われます。

  • 上記の書類の日本語の翻訳文

    入手先:翻訳会社、または自分で翻訳

    翻訳者の署名・住所・電話番号が必要です。

盗難・置き引きに遭った渡航中に 2点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する証明書(届出の控え)

    入手先:届け出た現地の警察

    名称と書式は国によって異なります。その場で受け取れないときは、受付番号と担当者名を控えてください。

  • カード会社への連絡の記録(日時・受付番号)

    入手先:連絡したカード会社

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • なくしたものの一覧(品名・購入時期が分かるもの)

    入手先:自分で作成

パスポートをなくした渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する証明書(届出の控え)

    入手先:届け出た現地の警察

  • 紛失一般旅券等届出書

    入手先:日本国大使館・総領事館(窓口で記入)

  • 写真

    入手先:現地の写真店・証明写真機

    規格は大使館・総領事館の案内に従ってください。

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 戸籍謄本など、日本国籍と身元が確認できる書類

    入手先:日本の本籍地の市区町村

  • 帰国便の予約が分かるもの

    入手先:手元の書類

飛行機が遅延・欠航した渡航中に 2点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 航空会社が発行する遅延・欠航の証明書

    入手先:利用した航空会社のカウンター

    その場で受け取ってください。後日の発行に応じない会社があります。

  • 追加で支払った宿泊・食事・移動の領収書

    入手先:支払った先

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 搭乗券・予約記録(Eチケットの控え)

    入手先:手元の書類

荷物が出てこない(ロストバゲージ)渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 手荷物事故報告書(PIR)の控えと参照番号

    入手先:到着空港の手荷物カウンター

    空港を出る前に受け取ってください。出てからでは受け付けられないことがあります。

  • 預けた手荷物のタグ(搭乗券に貼られた半券)

    入手先:手元の書類

  • 当座の買い物の領収書

    入手先:購入した店

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 荷物の中身が分かるもの(購入時のレシートや写真)

    入手先:自分で用意

他人にけがをさせた・物を壊した渡航中に 4点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 相手方の氏名・連絡先

    入手先:事故の現場

  • 現場の写真と、日時・場所の記録

    入手先:事故の現場

  • 警察に届け出た場合はその証明書

    入手先:届け出た現地の警察

  • けががある場合は診断書

    入手先:受診した医療機関

交通事故に遭った渡航中に 4点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する事故の証明書

    入手先:届け出た現地の警察

    その場で通報してください。あとから届け出ても証明書が出ないことがあります。

  • 相手方の氏名・連絡先・車両情報

    入手先:事故の現場

  • 現場の写真と、日時・場所の記録

    入手先:事故の現場

  • 診断書と治療費の領収書(けががある場合)

    入手先:受診した医療機関

書類の名称・書式・要否は、国と状況によって異なります。この一覧はフランスに固有のものではなく、渡航先を問わず共通です。外務省の安全対策基礎データには国別の必要書類の記載がないため、当サイトで推定して 国ごとに書き分けることはしていません。フランスで実際に受け取れる書類は、 現地の警察・医療機関・航空会社の案内に従ってください。

緊急連絡先(外務省の原文)

ほかの国の番号は警察・救急・消防の電話番号 国別一覧で比べられます。

外務省の原文(大使館・総領事館などの連絡先)をすべて読む
◎ 警  察:17(携帯電話からは112も可能)
◎ 救急医療:15
◎ 消  防:18
出典:外務省 海外安全情報オープンデータ(安全対策基礎データ)(2026-05-22 更新)(2026-10-06 に利用)同データを加工して作成しています。

この国のトラブルに備える

フランス渡航のよくある質問

フランスには、ビザなしで何日まで滞在できますか

シェンゲン領域全体で、180日のうち90日まで。

フランスが加盟しているシェンゲン領域内におけるビザを必要としない短期滞在については、「あらゆる180日の期間内で最大90日間を超えない」範囲でのみ認めると規定されています。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2026-05-22)から引用
フランスの警察・救急の電話番号は何番ですか

警察は 17、救急は 15、消防は 18です。携帯電話からは警察に 112 も使えます。

フランスの日本国大使館・総領事館の電話番号は

在フランス日本国大使館(パリ)は +33-1-4888-6200 です。ほかに総領事館・領事事務所が3か所あり、番号はこのページの緊急連絡先にあります。


出典

外務省 海外安全情報オープンデータ 提供情報を加工して作成しています。 利用規約はこちら。