海外トラブルと備え

中国の治安・渡航情報|ビザ・医療事情と緊急連絡先

確認日 2026-10-06(外務省の安全対策基礎データの更新日 2025-04-23)/東アジア。 外務省の更新のタイミングは国ごとに異なります。

危険情報

  • レベル1の地域:十分注意してください。

危険情報は地域ごとに出ています。行き先が対象の地域かどうかは、下のリンクから外務省の本文と地図で確認してください。

外務省の文面:中華人民共和国(中国)の危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

中華人民共和国(中国)の危険情報【危険レベル継続】の内容を更新しました。

レベルは外務省が発出しているものをそのまま表示しています。最新の状況は外務省 海外安全ホームページで確認してください。

緊急連絡先

番号を押すと発信できます。渡航前に紙にも控えておくと安心です(緊急連絡カードを作る)。

総領事館・領事事務所(6か所)

番号は外務省 安全対策基礎データの記載と照合しています。ほかの連絡先を含む原文は「もしもの時」タブにあります。

中国の概要

中国に住む日本人(2025年10月1日現在)

92,928人

  • 長期滞在者(3か月以上。赴任・留学等) 86,351人(93%)
  • 永住者 6,577人(7%)

中国に住む日本人の多くは、赴任・留学などで一定期間滞在している人です。

出典:「海外在留邦人数調査統計」令和7年(2025年)10月1日現在(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「海外在留邦人数調査統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

アジア地域で、大使館・総領事館が日本人に対応した件数(2025年)

中国だけの数字ではありません。外務省は国別の内訳を公表していないため、地域の数字を示しています。

犯罪被害
705件
うち窃盗 304件
なくした物
1,434件
遺失・拾得物
病気・けが
393件
傷病
合計
5,633件
その他の相談等を含む

出典:「2025年 海外邦人援護統計」(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「2025年 海外邦人援護統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

原本の注意書き:本統計は、在外公館等で把握している邦人援護事案のみを集計しており、海外で邦人が関係した全ての事件・事故等を網羅したものではなく、海外で発生した事件・災害等の件数を表すものではありません。

ほかの渡航先と危険情報・緊急連絡先・医療事情を並べて比べるときは、海外渡航リスクチェックが使えます。

防犯対策・滞在時の留意事項・風俗や習慣などの全文は外務省 安全対策基礎データ(中華人民共和国/中国)で確認してください。

中国の主要都市

日本人が多く住む都市と、その都市について外務省が注意を呼びかけている内容です。

  • 上海

    住んでいる日本人31,733人

    海外の都市で5番目に多い(2025年10月1日現在)

    在上海日本国総領事館が2025年に対応した件数:792件管轄地域全体の件数です(上海だけの件数ではありません)

  • 広州

    住んでいる日本人5,571人

    海外の都市で33番目に多い(2025年10月1日現在)

  • 北京

    住んでいる日本人4,534人

    海外の都市で38番目に多い(2025年10月1日現在)

    外務省の安全対策基礎データから

    北京等華北地方を中心に、地域・季節によって、中国の各地で粒子状物質(PM2.5)や黄砂を主因とする深刻な大気汚染が発生することがあります。
  • 蘇州

    住んでいる日本人4,296人

    海外の都市で40番目に多い(2025年10月1日現在)

  • 深圳

    住んでいる日本人3,750人

    海外の都市で45番目に多い(2025年10月1日現在)

出典:「海外在留邦人数調査統計」令和7年(2025年)10月1日現在(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「海外在留邦人数調査統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

出典:「2025年 海外邦人援護統計」(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「2025年 海外邦人援護統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

引用:外務省 海外安全ホームページ「安全対策基礎データ」(外務省の更新日 2025-04-23)。外務省 海外安全情報オープンデータの提供情報をもとに、都市ごとに抜き出して掲載しています。

大使館・総領事館の対応件数は、発生件数ではありません。本統計は、在外公館等で把握している邦人援護事案のみを集計しており、海外で邦人が関係した全ての事件・事故等を網羅したものではなく、海外で発生した事件・災害等の件数を表すものではありません。

医療事情

体調と衛生

  • 水・食べ物

    水道水は必ず沸かしてから

    外務省の記載
    水道水はかなり硬度が高いので、料理・飲用には必ず沸かしてから使用してください。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-04-23)から引用
  • 水・食べ物

    生ものは避ける。小さな飲食店・露店の衛生に注意

    外務省の記載
    特に、小さな飲食店の中には衛生上の問題がある店もあり、露店での飲食等にも注意が必要です。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-04-23)から引用
  • 注意する病気

    大気汚染(PM2.5・黄砂)

    外務省の記載
    北京等華北地方を中心に、地域・季節によって、中国の各地で粒子状物質(PM2.5)や黄砂を主因とする深刻な大気汚染が発生することがあります。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-04-23)から引用
  • 注意する病気

    長期滞在ならA型・B型肝炎の予防接種を

    外務省の記載
    長期滞在する場合はA型、B型肝炎の予防接種をおすすめします。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-04-23)から引用

海外で受けた治療については、公的医療保険から健康保険の海外療養費が支給される場合があります。日本国内で同じ治療を受けた場合を基準に計算されるため、実際に支払った額とは一致しません。

国内の医療機関や衛生状況の詳しい案内は、外務省「世界の医療事情」で確認できます。予防接種は厚生労働省検疫所 FORTHを参考にしてください。

査証(ビザ)と出入国

ビザなしで滞在できる期間

30日

商用・旅行・親族訪問などはビザなし(2026年12月31日までの措置)

外務省の記載
11月3日、中国政府は日本国民に対する一般旅券保持者のビザ免除措置を延長する旨発表しました。延長期間は2026年12月31日(中国時間24時)までです。外務省 領事メール「中国入国のためのビザ免除措置の延長について」(在重慶日本国総領事館、2025-11-04)から引用
  • 入国カード(到着カード)

    外国人入国カードは、2026年1月から原則オンライン申告(紙は廃止の方向)

    国家移民管理局の申告サイト(外務省の記載にあるアドレス)

    外務省の記載
    2026年1月より、外国人入国カードが原則オンライン申告、紙の申告書は廃止の方向。外務省 領事メール「外国人入国カードのオンライン申告について(第2報)」(在大連領事事務所、2026-02-11)から引用
  • 長期滞在・就労

    留学・就労などは、入国前にビザが必要

    外務省の記載
    対象は商業・貿易、観光、親族訪問、交流・訪問としており、留学や就労等これら以外の目的による入国は、引き続き入国前にビザを取得する必要があります。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-04-23)から引用
  • 注意

    オンライン申告の偽サイトがあり、お金を求められることも。申告は無料

    外務省の記載
    オンライン申告の偽サイトが存在し、金銭を要求されるとの情報もあるため注意が必要(オンライン申告は無料)。外務省 領事メール「外国人入国カードのオンライン申告について(第2報)」(在大連領事事務所、2026-02-11)から引用
  • 注意

    入国時に指紋の照合と顔写真の撮影がある(14〜70歳)

    外務省の記載
    外国人(14歳~70歳)は中国入国時に指紋を照合されるとともに顔画像を撮影されます。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-04-23)から引用

ほかの国と比べるときは、ビザなしで滞在できる日数・電子渡航認証・入国カード・パスポートの残存期間の一覧が使えます。 査証の要否と手続きは変わることがあります。渡航前に外務省の最新の情報と、渡航先の在日大使館・総領事館の案内を確認してください。

外務省の原文(査証)をすべて読む

この原文(更新日 2025-04-23)より新しいお知らせがあります。上の要点はお知らせの内容に合わせています:外国人入国カードのオンライン申告について(第2報)(在大連領事事務所、2026-02-11)中国入国時の外国人入国カードのオンライン申告の開始(在重慶日本国総領事館、2025-11-05)中国入国のためのビザ免除措置の延長について(在重慶日本国総領事館、2025-11-04)

1 査証(ビザ)、出入国審査
(1) 査証の申請
 令和6(2024)年11月22日、中国政府は日本に対し、一般旅券保持者のビザ免除措置を適用すると発表しました。期間は令和6(2024)年11月30日から2025年12月31日(北京時間24時)までで、ビザ免除となる滞在期間は30日以内としています。
対象は商業・貿易、観光、親族訪問、交流・訪問としており、留学や就労等これら以外の目的による入国は、引き続き入国前にビザを取得する必要があります。
 APEC・ビジネス・トラベル・カード(ABTC)を所持する方等は引き続き査証の取得は不要とされています。また、2020年3月28日以前に発給された有効期限内の査証は有効とされています。

(2) 中国政府による防疫措置
 現在、中国出入国にあたって、PCR検査、抗原検査、指定施設における隔離及び健康申告の類いは不要となっています。
 2020年から3年弱の間、中国政府により中国国内で厳格な隔離政策がとられた経緯があります。感染症の蔓延や情勢の変化により、今後もこのような措置があり得ることにご留意ください。

(3) 出入国審査
 外国人(14歳~70歳)は中国入国時に指紋を照合されるとともに顔画像を撮影されます。
 また、中国の出入国審査では「自動化ゲート」が利用可能です(長期滞在者のみ、要事前登録)。ただし、「自動化ゲート」を利用するとパスポートに出入国印が押されません。ホテル宿泊の際に入国日を確認されることがあるため、「自動化ゲート」利用の際は、出入国の証憑を印刷するサービスがありますので、これを併せて利用することをおすすめします。
出典:外務省 海外安全情報オープンデータ(安全対策基礎データ)(2025-04-23 更新)(2026-10-06 に利用)同データを加工して作成しています。

事故に遭ったときに必要になる書類

トラブルの種類ごとに、あとで必要になる書類をまとめました。全28点のうち21点は、渡航中にしか手に入りません。帰国してから気づいても間に合わないので、その場で受け取っておく必要があります。

中国の警察:110

起きたトラブルを開いてください。

病気・ケガで受診した渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 診断書(傷病名・治療内容・日付が分かるもの)

    入手先:受診した医療機関

  • 領収書の原本(明細つき)

    入手先:受診した医療機関

    原本は手元から離れることがあります。渡す前にすべて撮影しておいてください。

  • 様式A(診療内容明細書)・様式B(領収明細書)

    入手先:受診した医療機関

    現地の医師・医療機関の記入と署名が必要です。用紙は渡航前に加入している保険者のサイトから入手して持参すると確実です。

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • パスポート・査証・航空券のコピー

    入手先:手元の書類

    渡航期間が確認できる資料として使われます。

  • 上記の書類の日本語の翻訳文

    入手先:翻訳会社、または自分で翻訳

    翻訳者の署名・住所・電話番号が必要です。

盗難・置き引きに遭った渡航中に 2点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する証明書(届出の控え)

    入手先:届け出た現地の警察

    名称と書式は国によって異なります。その場で受け取れないときは、受付番号と担当者名を控えてください。

  • カード会社への連絡の記録(日時・受付番号)

    入手先:連絡したカード会社

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • なくしたものの一覧(品名・購入時期が分かるもの)

    入手先:自分で作成

パスポートをなくした渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する証明書(届出の控え)

    入手先:届け出た現地の警察

  • 紛失一般旅券等届出書

    入手先:日本国大使館・総領事館(窓口で記入)

  • 写真

    入手先:現地の写真店・証明写真機

    規格は大使館・総領事館の案内に従ってください。

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 戸籍謄本など、日本国籍と身元が確認できる書類

    入手先:日本の本籍地の市区町村

  • 帰国便の予約が分かるもの

    入手先:手元の書類

飛行機が遅延・欠航した渡航中に 2点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 航空会社が発行する遅延・欠航の証明書

    入手先:利用した航空会社のカウンター

    その場で受け取ってください。後日の発行に応じない会社があります。

  • 追加で支払った宿泊・食事・移動の領収書

    入手先:支払った先

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 搭乗券・予約記録(Eチケットの控え)

    入手先:手元の書類

荷物が出てこない(ロストバゲージ)渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 手荷物事故報告書(PIR)の控えと参照番号

    入手先:到着空港の手荷物カウンター

    空港を出る前に受け取ってください。出てからでは受け付けられないことがあります。

  • 預けた手荷物のタグ(搭乗券に貼られた半券)

    入手先:手元の書類

  • 当座の買い物の領収書

    入手先:購入した店

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 荷物の中身が分かるもの(購入時のレシートや写真)

    入手先:自分で用意

他人にけがをさせた・物を壊した渡航中に 4点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 相手方の氏名・連絡先

    入手先:事故の現場

  • 現場の写真と、日時・場所の記録

    入手先:事故の現場

  • 警察に届け出た場合はその証明書

    入手先:届け出た現地の警察

  • けががある場合は診断書

    入手先:受診した医療機関

交通事故に遭った渡航中に 4点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する事故の証明書

    入手先:届け出た現地の警察

    その場で通報してください。あとから届け出ても証明書が出ないことがあります。

  • 相手方の氏名・連絡先・車両情報

    入手先:事故の現場

  • 現場の写真と、日時・場所の記録

    入手先:事故の現場

  • 診断書と治療費の領収書(けががある場合)

    入手先:受診した医療機関

書類の名称・書式・要否は、国と状況によって異なります。この一覧は中国に固有のものではなく、渡航先を問わず共通です。外務省の安全対策基礎データには国別の必要書類の記載がないため、当サイトで推定して 国ごとに書き分けることはしていません。中国で実際に受け取れる書類は、 現地の警察・医療機関・航空会社の案内に従ってください。

緊急連絡先(外務省の原文)

ほかの国の番号は警察・救急・消防の電話番号 国別一覧で比べられます。

外務省の原文(大使館・総領事館などの連絡先)をすべて読む
◎警察:110※
◎消防署:119※
◎交通事故:122※
◎救急車:120※(北京は999も)
 (※国内共通)
 なお、在中国日本国大使館及び各日本国総領事館の連絡先については、(問い合わせ先)をご参照ください。
出典:外務省 海外安全情報オープンデータ(安全対策基礎データ)(2025-04-23 更新)(2026-10-06 に利用)同データを加工して作成しています。

この国のトラブルに備える

中国渡航のよくある質問

中国には、ビザなしで何日まで滞在できますか

30日です。商用・旅行・親族訪問などはビザなし(2026年12月31日までの措置)。

11月3日、中国政府は日本国民に対する一般旅券保持者のビザ免除措置を延長する旨発表しました。延長期間は2026年12月31日(中国時間24時)までです。外務省 領事メール「中国入国のためのビザ免除措置の延長について」(在重慶日本国総領事館、2025-11-04)から引用
中国の入国カードは、どうすればよいですか

外国人入国カードは、2026年1月から原則オンライン申告(紙は廃止の方向)。

2026年1月より、外国人入国カードが原則オンライン申告、紙の申告書は廃止の方向。外務省 領事メール「外国人入国カードのオンライン申告について(第2報)」(在大連領事事務所、2026-02-11)から引用
中国の警察・救急の電話番号は何番ですか

警察は 110、救急は 120、消防は 119です。

中国の日本国大使館・総領事館の電話番号は

在中国日本国大使館(北京)は +86-10-8531-9800 です。ほかに総領事館・領事事務所が6か所あり、番号はこのページの緊急連絡先にあります。

中国の水道水は飲めますか

水道水は必ず沸かしてから。

水道水はかなり硬度が高いので、料理・飲用には必ず沸かしてから使用してください。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-04-23)から引用
中国に外務省の危険情報は出ていますか

出ています。国内で最も高いものは「レベル1:十分注意してください。」です。危険情報は地域ごとに出ているので、行き先の地域のレベルを、このページの危険情報と外務省 海外安全ホームページで確認してください。

中国の「反スパイ法」で、気をつけることはありますか

幅広い行為が「スパイ行為」とみなされる可能性があり、違反したとみなされると、取調べや長期間の身体拘束、重い刑罰のおそれがあります。出張者は特に注意が必要です。

中国は、2014年に「反スパイ法」(反間諜法)を制定し、2023年4月には「スパイ活動」への対策を強化する改訂を行う等、「国家安全」に危害を及ぼす行為への対策を強化しています。当局から関連法規に違反したとみなされると取調べや長期間の身体拘束を余儀なくされたり、重い刑罰を科されたりするおそれがあるので注意が必要です。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-04-23)から引用

出典

外務省 海外安全情報オープンデータ 提供情報を加工して作成しています。 利用規約はこちら。