海外トラブルと備え

マレーシアの治安・渡航情報|ビザ・医療事情と緊急連絡先

確認日 2026-10-06(外務省の安全対策基礎データの更新日 2025-12-24)/東南アジア。 外務省の更新のタイミングは国ごとに異なります。

危険情報

  • レベル2の地域:不要不急の渡航は止めてください。
  • レベル1の地域:十分注意してください。

危険情報は地域ごとに出ています。行き先が対象の地域かどうかは、下のリンクから外務省の本文と地図で確認してください。

外務省の文面:マレーシアの危険情報【一部地域の危険レベル引き下げ】

  • サバ州東側沿岸及びバンジ島・バラムバンガン島では、近年治安情勢が安定しており、暴力事件数も低いレベルを維持しているので、危険レベルをレベル1(十分注意してください)に引き下げます。
  • サバ州東側島嶼(バンジ島・バラムバンガン島等を除く)では、2014年頃多発していた身代金目的の誘拐事件が2020年1月以降発生しておらず、治安も回復しているので、危険レベルをレベル2(不要不急の渡航は止めてください)に引き下げます(注:危険情報地図上でレベル2発出箇所の海域に所在する島嶼が対象) 。

レベルは外務省が発出しているものをそのまま表示しています。最新の状況は外務省 海外安全ホームページで確認してください。

緊急連絡先

番号を押すと発信できます。渡航前に紙にも控えておくと安心です(緊急連絡カードを作る)。

総領事館・領事事務所(2か所)

番号は外務省 安全対策基礎データの記載と照合しています。ほかの連絡先を含む原文は「もしもの時」タブにあります。

マレーシアの概要

マレーシアに住む日本人(2025年10月1日現在)

19,690人

  • 長期滞在者(3か月以上。赴任・留学等) 17,923人(91%)
  • 永住者 1,767人(9%)

マレーシアに住む日本人の多くは、赴任・留学などで一定期間滞在している人です。

出典:「海外在留邦人数調査統計」令和7年(2025年)10月1日現在(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「海外在留邦人数調査統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

アジア地域で、大使館・総領事館が日本人に対応した件数(2025年)

マレーシアだけの数字ではありません。外務省は国別の内訳を公表していないため、地域の数字を示しています。

犯罪被害
705件
うち窃盗 304件
なくした物
1,434件
遺失・拾得物
病気・けが
393件
傷病
合計
5,633件
その他の相談等を含む

出典:「2025年 海外邦人援護統計」(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「2025年 海外邦人援護統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

原本の注意書き:本統計は、在外公館等で把握している邦人援護事案のみを集計しており、海外で邦人が関係した全ての事件・事故等を網羅したものではなく、海外で発生した事件・災害等の件数を表すものではありません。

ほかの渡航先と危険情報・緊急連絡先・医療事情を並べて比べるときは、海外渡航リスクチェックが使えます。

防犯対策・滞在時の留意事項・風俗や習慣などの全文は外務省 安全対策基礎データ(マレーシア)で確認してください。

マレーシアの主要都市

日本人が多く住む都市と、その都市について外務省が注意を呼びかけている内容です。

  • クアラルンプール

    住んでいる日本人9,269人

    海外の都市で24番目に多い(2025年10月1日現在)

    在マレーシア日本国大使館が2025年に対応した件数:200件管轄地域全体の件数です(クアラルンプールだけの件数ではありません)

    外務省の安全対策基礎データから

    クアラルンプール市内では、2024年中の凶悪犯罪の内、約56%を強盗事件が占め、盗難被害に関してはマレーシア全土で最多の被害件数となっています。

出典:「海外在留邦人数調査統計」令和7年(2025年)10月1日現在(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「海外在留邦人数調査統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

出典:「2025年 海外邦人援護統計」(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「2025年 海外邦人援護統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

引用:外務省 海外安全ホームページ「安全対策基礎データ」(外務省の更新日 2025-12-24)。外務省 海外安全情報オープンデータの提供情報をもとに、都市ごとに抜き出して掲載しています。

大使館・総領事館の対応件数は、発生件数ではありません。本統計は、在外公館等で把握している邦人援護事案のみを集計しており、海外で邦人が関係した全ての事件・事故等を網羅したものではなく、海外で発生した事件・災害等の件数を表すものではありません。

医療事情

体調と衛生

  • 水・食べ物

    水道水は直接の飲用に向かない

    外務省の記載
    水道水の衛生は比較的保たれていますが、地域や場所によっては十分に殺菌されていない場合もあるため、直接の飲用には適しません。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-12-24)から引用
  • 水・食べ物

    魚介類の生食は避ける(寄生虫・A型肝炎)

    外務省の記載
    魚介類を生で食すことは、寄生虫感染やA型肝炎等に罹患する危険性が高いため、加熱調理を基本にするなど十分注意を払う必要があります。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-12-24)から引用

国内の医療機関や衛生状況の詳しい案内は、外務省「世界の医療事情」で確認できます。予防接種は厚生労働省検疫所 FORTHを参考にしてください。

査証(ビザ)と出入国

ビザなしで滞在できる期間

3か月

旅行・知人訪問はビザなし

外務省の記載
日本とマレーシアとの間には査証免除の取決めが締結されているため、観光や知人訪問を目的とした滞在期間が3か月を超えず、かつ報酬等の収入目的とした活動に従事する者を除き、査証取得は免除されています。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-12-24)から引用
  • 入国カード(到着カード)

    デジタル入国カード(MDAC)の登録が必要。出発の3日前から

    MDAC の登録サイト(外務省の記載にあるアドレス)

    外務省の記載
    マレーシア入国管理局は、2023年12月1日から、マレーシアの空港に到着する国際線旅客に対し、デジタル入国カード(マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)の登録を義務づけています。出発3日前からオンライン( https://imigresen-online.imi.gov.my/mdac/main )上で、旅行者の氏名、生年月日、パスポート情報、メールアドレス、携帯電話番号、到着日出発日等の情報を入力する必要があります。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-12-24)から引用
  • 長期滞在・就労

    就労目的は、入国前にビザが必要

    外務省の記載
    就労目的の場合は、入国前に必要な査証を取得しておく必要があります。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-12-24)から引用
  • 注意

    短期でも宗教活動・調査研究・撮影などはビザが必要

    外務省の記載
    ただし、短期の滞在であっても宗教活動、調査研究活動、テレビ・映画撮影等の目的の場合は、査証が必要です。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-12-24)から引用

ほかの国と比べるときは、ビザなしで滞在できる日数・電子渡航認証・入国カード・パスポートの残存期間の一覧が使えます。 査証の要否と手続きは変わることがあります。渡航前に外務省の最新の情報と、渡航先の在日大使館・総領事館の案内を確認してください。

外務省の原文(査証)をすべて読む
1 査証
(1)短期滞在
 日本とマレーシアとの間には査証免除の取決めが締結されているため、観光や知人訪問を目的とした滞在期間が3か月を超えず、かつ報酬等の収入目的とした活動に従事する者を除き、査証取得は免除されています。
 ただし、短期の滞在であっても宗教活動、調査研究活動、テレビ・映画撮影等の目的の場合は、査証が必要です。

(2)長期滞在
 長期滞在予定者は、入国後、入国管理局(Immigration Office)において、目的に応じ滞在期間の延長、在留資格の変更手続きを行います。手続きには相当の日数を要するため、早めに行うことが肝要です。
 就労目的の場合は、入国前に必要な査証を取得しておく必要があります。なお、取得していない場合は、直ちに入国管理局に出向き、必要な手続きを取る必要がありますが、種類によって、マレーシア国内で申請できないものがありますので、事前にご確認ください。
出典:外務省 海外安全情報オープンデータ(安全対策基礎データ)(2025-12-24 更新)(2026-10-06 に利用)同データを加工して作成しています。

事故に遭ったときに必要になる書類

トラブルの種類ごとに、あとで必要になる書類をまとめました。全28点のうち21点は、渡航中にしか手に入りません。帰国してから気づいても間に合わないので、その場で受け取っておく必要があります。

マレーシアの警察:999日本国大使館・総領事館:03-2177-2600

起きたトラブルを開いてください。

病気・ケガで受診した渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 診断書(傷病名・治療内容・日付が分かるもの)

    入手先:受診した医療機関

  • 領収書の原本(明細つき)

    入手先:受診した医療機関

    原本は手元から離れることがあります。渡す前にすべて撮影しておいてください。

  • 様式A(診療内容明細書)・様式B(領収明細書)

    入手先:受診した医療機関

    現地の医師・医療機関の記入と署名が必要です。用紙は渡航前に加入している保険者のサイトから入手して持参すると確実です。

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • パスポート・査証・航空券のコピー

    入手先:手元の書類

    渡航期間が確認できる資料として使われます。

  • 上記の書類の日本語の翻訳文

    入手先:翻訳会社、または自分で翻訳

    翻訳者の署名・住所・電話番号が必要です。

盗難・置き引きに遭った渡航中に 2点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する証明書(届出の控え)

    入手先:届け出た現地の警察

    名称と書式は国によって異なります。その場で受け取れないときは、受付番号と担当者名を控えてください。

  • カード会社への連絡の記録(日時・受付番号)

    入手先:連絡したカード会社

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • なくしたものの一覧(品名・購入時期が分かるもの)

    入手先:自分で作成

パスポートをなくした渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する証明書(届出の控え)

    入手先:届け出た現地の警察

  • 紛失一般旅券等届出書

    入手先:日本国大使館・総領事館(窓口で記入)

  • 写真

    入手先:現地の写真店・証明写真機

    規格は大使館・総領事館の案内に従ってください。

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 戸籍謄本など、日本国籍と身元が確認できる書類

    入手先:日本の本籍地の市区町村

  • 帰国便の予約が分かるもの

    入手先:手元の書類

飛行機が遅延・欠航した渡航中に 2点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 航空会社が発行する遅延・欠航の証明書

    入手先:利用した航空会社のカウンター

    その場で受け取ってください。後日の発行に応じない会社があります。

  • 追加で支払った宿泊・食事・移動の領収書

    入手先:支払った先

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 搭乗券・予約記録(Eチケットの控え)

    入手先:手元の書類

荷物が出てこない(ロストバゲージ)渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 手荷物事故報告書(PIR)の控えと参照番号

    入手先:到着空港の手荷物カウンター

    空港を出る前に受け取ってください。出てからでは受け付けられないことがあります。

  • 預けた手荷物のタグ(搭乗券に貼られた半券)

    入手先:手元の書類

  • 当座の買い物の領収書

    入手先:購入した店

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 荷物の中身が分かるもの(購入時のレシートや写真)

    入手先:自分で用意

他人にけがをさせた・物を壊した渡航中に 4点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 相手方の氏名・連絡先

    入手先:事故の現場

  • 現場の写真と、日時・場所の記録

    入手先:事故の現場

  • 警察に届け出た場合はその証明書

    入手先:届け出た現地の警察

  • けががある場合は診断書

    入手先:受診した医療機関

交通事故に遭った渡航中に 4点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する事故の証明書

    入手先:届け出た現地の警察

    その場で通報してください。あとから届け出ても証明書が出ないことがあります。

  • 相手方の氏名・連絡先・車両情報

    入手先:事故の現場

  • 現場の写真と、日時・場所の記録

    入手先:事故の現場

  • 診断書と治療費の領収書(けががある場合)

    入手先:受診した医療機関

書類の名称・書式・要否は、国と状況によって異なります。この一覧はマレーシアに固有のものではなく、渡航先を問わず共通です。外務省の安全対策基礎データには国別の必要書類の記載がないため、当サイトで推定して 国ごとに書き分けることはしていません。マレーシアで実際に受け取れる書類は、 現地の警察・医療機関・航空会社の案内に従ってください。

緊急連絡先(外務省の原文)

ほかの国の番号は警察・救急・消防の電話番号 国別一覧で比べられます。

外務省の原文(大使館・総領事館などの連絡先)をすべて読む
[クアラルンプール]
◎警察・救急車:999
◎火災:994
[ペナン]
◎警察・救急車:(04)999
◎火災:(04)994
[コタキナバル]
◎警察:(088)221-191(ホットライン)
◎救急車:(088)250-555
◎火災:(088)994
[ジョホールバル]
◎警察・救急車:(07)999
◎火災:(07)994

在マレーシア日本国大使館 (市外局番03)2177-2600
  国外からは(国番号60)-3-2177-2600
在ペナン日本国総領事館 (市外局番04)226-3030
  国外からは(国番号60)-4-226-3030
在コタキナバル領事事務所 (市外局番088)254-169
  国外からは(国番号60)-88-254-169
出典:外務省 海外安全情報オープンデータ(安全対策基礎データ)(2025-12-24 更新)(2026-10-06 に利用)同データを加工して作成しています。

この国のトラブルに備える

マレーシア渡航のよくある質問

マレーシアには、ビザなしで何日まで滞在できますか

3か月です。旅行・知人訪問はビザなし。

日本とマレーシアとの間には査証免除の取決めが締結されているため、観光や知人訪問を目的とした滞在期間が3か月を超えず、かつ報酬等の収入目的とした活動に従事する者を除き、査証取得は免除されています。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-12-24)から引用
マレーシアの入国カードは、どうすればよいですか

デジタル入国カード(MDAC)の登録が必要。出発の3日前から。

マレーシア入国管理局は、2023年12月1日から、マレーシアの空港に到着する国際線旅客に対し、デジタル入国カード(マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)の登録を義務づけています。出発3日前からオンライン( https://imigresen-online.imi.gov.my/mdac/main )上で、旅行者の氏名、生年月日、パスポート情報、メールアドレス、携帯電話番号、到着日出発日等の情報を入力する必要があります。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-12-24)から引用
マレーシアの警察・救急の電話番号は何番ですか

警察は 999、救急は 999、消防は 994です。

マレーシアの日本国大使館・総領事館の電話番号は

在マレーシア日本国大使館(クアラルンプール)は +60-3-2177-2600 です。ほかに総領事館・領事事務所が2か所あり、番号はこのページの緊急連絡先にあります。

マレーシアの水道水は飲めますか

水道水は直接の飲用に向かない。

水道水の衛生は比較的保たれていますが、地域や場所によっては十分に殺菌されていない場合もあるため、直接の飲用には適しません。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-12-24)から引用
マレーシアに外務省の危険情報は出ていますか

出ています。国内で最も高いものは「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」です。危険情報は地域ごとに出ているので、行き先の地域のレベルを、このページの危険情報と外務省 海外安全ホームページで確認してください。


出典

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