海外トラブルと備え

ブラジルの治安・渡航情報|ビザ・医療事情と緊急連絡先

確認日 2026-10-06(外務省の安全対策基礎データの更新日 2025-09-04)/中南米。 外務省の更新のタイミングは国ごとに異なります。

危険情報

  • レベル1の地域:十分注意してください。

危険情報は地域ごとに出ています。行き先が対象の地域かどうかは、下のリンクから外務省の本文と地図で確認してください。

外務省の文面:ブラジルの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

大都市に限らず、殺人、強盗等の凶悪犯罪が発生しているので、渡航時には十分注意してください。

レベルは外務省が発出しているものをそのまま表示しています。最新の状況は外務省 海外安全ホームページで確認してください。

緊急連絡先

番号を押すと発信できます。渡航前に紙にも控えておくと安心です(緊急連絡カードを作る)。 被害届を出すのは文民警察(197)。

総領事館・領事事務所(7か所)

番号は外務省 安全対策基礎データの記載と照合しています。ほかの連絡先を含む原文は「もしもの時」タブにあります。

ブラジルの概要

ブラジルに住む日本人(2025年10月1日現在)

49,037人

  • 長期滞在者(3か月以上。赴任・留学等) 4,576人(9%)
  • 永住者 44,461人(91%)

ブラジルに住む日本人は、永住者の割合が高くなっています。

出典:「海外在留邦人数調査統計」令和7年(2025年)10月1日現在(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「海外在留邦人数調査統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

中南米地域で、大使館・総領事館が日本人に対応した件数(2025年)

ブラジルだけの数字ではありません。外務省は国別の内訳を公表していないため、地域の数字を示しています。

犯罪被害
109件
うち窃盗 64件
なくした物
11件
遺失・拾得物
病気・けが
25件
傷病
合計
674件
その他の相談等を含む

出典:「2025年 海外邦人援護統計」(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「2025年 海外邦人援護統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

原本の注意書き:本統計は、在外公館等で把握している邦人援護事案のみを集計しており、海外で邦人が関係した全ての事件・事故等を網羅したものではなく、海外で発生した事件・災害等の件数を表すものではありません。

ほかの渡航先と危険情報・緊急連絡先・医療事情を並べて比べるときは、海外渡航リスクチェックが使えます。

防犯対策・滞在時の留意事項・風俗や習慣などの全文は外務省 安全対策基礎データ(ブラジル)で確認してください。

ブラジルの主要都市

日本人が多く住む都市と、その都市について外務省が注意を呼びかけている内容です。

  • サンパウロ

    住んでいる日本人12,000人

    海外の都市で17番目に多い(2025年10月1日現在)

    外務省の安全対策基礎データから

    地下鉄(リオデジャネイロ、ブラジリア、サンパウロ) 混雑時のスリ、乗車口付近での発車間際の携行品のひったくり等に注意してください。

出典:「海外在留邦人数調査統計」令和7年(2025年)10月1日現在(外務省)(2026-09-24 取得)。外務省「海外在留邦人数調査統計」をもとに当サイトが加工して作成。割合は当サイトが算出。

引用:外務省 海外安全ホームページ「安全対策基礎データ」(外務省の更新日 2025-09-04)。外務省 海外安全情報オープンデータの提供情報をもとに、都市ごとに抜き出して掲載しています。

医療事情

医療機関と費用

  • 医療の水準

    地域差が大きい。私立病院を使うのが一般的

    外務省の記載
    ブラジルの医療水準は地域によって大きな格差があります。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-09-04)から引用
  • 費用

    手術などは医師への支払いを現金で求められることも

    外務省の記載
    特に入院して手術を要した場合などは医師に支払う料金(診察料、手術料、麻酔など)は、現金による支払いを求められる場合があります。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-09-04)から引用
  • 言葉

    日本語・英語で相談できる医療機関はほとんどない

    外務省の記載
    日本語や英語で相談できる医療機関はほとんどありませんので、ポルトガル語のわかる人を一緒に連れて行くことや飜訳アプリの事前インストールをおすすめします(一部私立病院・クリニックなどには日系人医師や英語が通じる医師が在籍している場合もあります)。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-09-04)から引用

体調と衛生

  • 薬

    抗毒素血清・狂犬病ワクチンは主要な公立病院にしかない

    外務省の記載
    サソリや蛇などに対する抗毒素血清や狂犬病ワクチンなどは政府の方針で各地域の主要公立病院にしか配備されていませんので、ご注意ください。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-09-04)から引用

海外で受けた治療については、公的医療保険から健康保険の海外療養費が支給される場合があります。日本国内で同じ治療を受けた場合を基準に計算されるため、実際に支払った額とは一致しません。

国内の医療機関や衛生状況の詳しい案内は、外務省「世界の医療事情」で確認できます。予防接種は厚生労働省検疫所 FORTHを参考にしてください。

外務省の原文(医療事情)をすべて読む
3 医療事情
(1)ブラジルの医療水準は地域によって大きな格差があります。公立病院の医療費については旅行者も含め外国人も無料ですが、患者が多く、設備や衛生面で満足な治療を受けることは困難です。日本人やその他の外国人は設備やサービスの整った私立病院を利用するのが一般的です。ただし、上述のように、サソリや蛇などに対する抗毒素血清や狂犬病ワクチンなどは政府の方針で各地域の主要公立病院にしか配備されていませんので、ご注意ください。加えて私立病院の医療費は高額になりやすく、外来受診の場合は診察、検査、薬局などすべてが別会計ですので、各受付で現金またはクレジットカードでの支払いが必要です。特に入院して手術を要した場合などは医師に支払う料金(診察料、手術料、麻酔など)は、現金による支払いを求められる場合があります。
 私立病院(24時間対応の救急外来を除く)やクリニックの外来は一般的には予約が必要であり、通常の受診では検査は検査会社で実施、薬等は医師の処方箋に基づき街中の薬局で購入するなど非常に煩雑です。日本語や英語で相談できる医療機関はほとんどありませんので、ポルトガル語のわかる人を一緒に連れて行くことや飜訳アプリの事前インストールをおすすめします(一部私立病院・クリニックなどには日系人医師や英語が通じる医師が在籍している場合もあります)。
 万一に備えて、緊急移送サービス等を含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことが必要です。

(2)「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/brazil.html )において、ブラジル国内の衛生・医療情報等を案内していますので、渡航前には必ず御覧ください。

(3)医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の以下のホームページを御確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html
出典:外務省 海外安全情報オープンデータ(安全対策基礎データ)(2025-09-04 更新)(2026-10-06 に利用)同データを加工して作成しています。

査証(ビザ)と出入国

ビザなしで滞在できる期間

90日

旅行・商用はビザなし

外務省の記載
2025年7月現在、日本とブラジルは相互に、観光や商用などを目的とする90日までの短期滞在について、査証(ビザ)免除措置を実施しています。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-09-04)から引用
  • 長期滞在・就労

    就労・留学などは原則ビザが必要

    外務省の記載
    就労や留学などの長期滞在の場合は、原則として査証の取得が必要です。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-09-04)から引用

ほかの国と比べるときは、ビザなしで滞在できる日数・電子渡航認証・入国カード・パスポートの残存期間の一覧が使えます。 査証の要否と手続きは変わることがあります。渡航前に外務省の最新の情報と、渡航先の在日大使館・総領事館の案内を確認してください。

外務省の原文(査証)をすべて読む
1 査証(ビザ)
 2025年7月現在、日本とブラジルは相互に、観光や商用などを目的とする90日までの短期滞在について、査証(ビザ)免除措置を実施しています。就労や留学などの長期滞在の場合は、原則として査証の取得が必要です。査証申請に関する詳細な情報については、日本国内に所在する下記の各ブラジル総領事館へお問い合わせください。
○在東京ブラジル総領事館関連サイト↓
http://cgtoquio.itamaraty.gov.br/ja/rrrrrrr_rrrr.xml 

○在名古屋ブラジル総領事館関連サイト↓
http://nagoia.itamaraty.gov.br/ja/_rrrrrrrrrrrr_.xml 

○在浜松ブラジル総領事館関連サイト↓
http://hamamatsu.itamaraty.gov.br/ja/rrrrrrrrrr_-_visa_information.xml
出典:外務省 海外安全情報オープンデータ(安全対策基礎データ)(2025-09-04 更新)(2026-10-06 に利用)同データを加工して作成しています。

事故に遭ったときに必要になる書類

トラブルの種類ごとに、あとで必要になる書類をまとめました。全28点のうち21点は、渡航中にしか手に入りません。帰国してから気づいても間に合わないので、その場で受け取っておく必要があります。

ブラジルの警察:190

起きたトラブルを開いてください。

病気・ケガで受診した渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 診断書(傷病名・治療内容・日付が分かるもの)

    入手先:受診した医療機関

  • 領収書の原本(明細つき)

    入手先:受診した医療機関

    原本は手元から離れることがあります。渡す前にすべて撮影しておいてください。

  • 様式A(診療内容明細書)・様式B(領収明細書)

    入手先:受診した医療機関

    現地の医師・医療機関の記入と署名が必要です。用紙は渡航前に加入している保険者のサイトから入手して持参すると確実です。

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • パスポート・査証・航空券のコピー

    入手先:手元の書類

    渡航期間が確認できる資料として使われます。

  • 上記の書類の日本語の翻訳文

    入手先:翻訳会社、または自分で翻訳

    翻訳者の署名・住所・電話番号が必要です。

盗難・置き引きに遭った渡航中に 2点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する証明書(届出の控え)

    入手先:届け出た現地の警察

    名称と書式は国によって異なります。その場で受け取れないときは、受付番号と担当者名を控えてください。

  • カード会社への連絡の記録(日時・受付番号)

    入手先:連絡したカード会社

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • なくしたものの一覧(品名・購入時期が分かるもの)

    入手先:自分で作成

パスポートをなくした渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する証明書(届出の控え)

    入手先:届け出た現地の警察

  • 紛失一般旅券等届出書

    入手先:日本国大使館・総領事館(窓口で記入)

  • 写真

    入手先:現地の写真店・証明写真機

    規格は大使館・総領事館の案内に従ってください。

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 戸籍謄本など、日本国籍と身元が確認できる書類

    入手先:日本の本籍地の市区町村

  • 帰国便の予約が分かるもの

    入手先:手元の書類

飛行機が遅延・欠航した渡航中に 2点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 航空会社が発行する遅延・欠航の証明書

    入手先:利用した航空会社のカウンター

    その場で受け取ってください。後日の発行に応じない会社があります。

  • 追加で支払った宿泊・食事・移動の領収書

    入手先:支払った先

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 搭乗券・予約記録(Eチケットの控え)

    入手先:手元の書類

荷物が出てこない(ロストバゲージ)渡航中に 3点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 手荷物事故報告書(PIR)の控えと参照番号

    入手先:到着空港の手荷物カウンター

    空港を出る前に受け取ってください。出てからでは受け付けられないことがあります。

  • 預けた手荷物のタグ(搭乗券に貼られた半券)

    入手先:手元の書類

  • 当座の買い物の領収書

    入手先:購入した店

帰国後でも用意できるもの

あわてて現地で揃える必要はありません。

  • 荷物の中身が分かるもの(購入時のレシートや写真)

    入手先:自分で用意

他人にけがをさせた・物を壊した渡航中に 4点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 相手方の氏名・連絡先

    入手先:事故の現場

  • 現場の写真と、日時・場所の記録

    入手先:事故の現場

  • 警察に届け出た場合はその証明書

    入手先:届け出た現地の警察

  • けががある場合は診断書

    入手先:受診した医療機関

交通事故に遭った渡航中に 4点

渡航中に確保するもの

帰国してからでは取り直しが難しいものです。

  • 警察が発行する事故の証明書

    入手先:届け出た現地の警察

    その場で通報してください。あとから届け出ても証明書が出ないことがあります。

  • 相手方の氏名・連絡先・車両情報

    入手先:事故の現場

  • 現場の写真と、日時・場所の記録

    入手先:事故の現場

  • 診断書と治療費の領収書(けががある場合)

    入手先:受診した医療機関

書類の名称・書式・要否は、国と状況によって異なります。この一覧はブラジルに固有のものではなく、渡航先を問わず共通です。外務省の安全対策基礎データには国別の必要書類の記載がないため、当サイトで推定して 国ごとに書き分けることはしていません。ブラジルで実際に受け取れる書類は、 現地の警察・医療機関・航空会社の案内に従ってください。

緊急連絡先(外務省の原文)

ほかの国の番号は警察・救急・消防の電話番号 国別一覧で比べられます。

外務省の原文(大使館・総領事館などの連絡先)をすべて読む
◎軍警察(Policia Militar):TEL190(国内共通)
◎文民警察(Policia Civil):TEL197(  〃  )
◎救急車:TEL192(  〃  )
◎消 防:TEL193(  〃  )
※ブラジルの警察は日本の警察組織と異なり、連邦警察のほか、各州の管轄下に軍警察と文民警察があります。治安事象に遭遇し対処が必要な場合には軍警察に、交通事故も含めて事後に被害届を提出するのは文民警察になっています。

 なお、ブラジル国内の日本国大使館および各日本国総領事館等の連絡先については、問い合わせ先をご参照ください。
出典:外務省 海外安全情報オープンデータ(安全対策基礎データ)(2025-09-04 更新)(2026-10-06 に利用)同データを加工して作成しています。

この国のトラブルに備える

ブラジル渡航のよくある質問

ブラジルには、ビザなしで何日まで滞在できますか

90日です。旅行・商用はビザなし。

2025年7月現在、日本とブラジルは相互に、観光や商用などを目的とする90日までの短期滞在について、査証(ビザ)免除措置を実施しています。外務省 安全対策基礎データ(更新日 2025-09-04)から引用
ブラジルの警察・救急の電話番号は何番ですか

警察は 190、救急は 192、消防は 193です。被害届を出すのは文民警察(197)。

ブラジルの日本国大使館・総領事館の電話番号は

在ブラジル日本国大使館(ブラジリア)は +55-61-3442-4200 です。ほかに総領事館・領事事務所が7か所あり、番号はこのページの緊急連絡先にあります。

ブラジルに外務省の危険情報は出ていますか

出ています。国内で最も高いものは「レベル1:十分注意してください。」です。危険情報は地域ごとに出ているので、行き先の地域のレベルを、このページの危険情報と外務省 海外安全ホームページで確認してください。


出典

外務省 海外安全情報オープンデータ 提供情報を加工して作成しています。 利用規約はこちら。